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詳細データ
有節萬古 青磁七宝文手焙
手焙とは小型で移動が可能な暖房器具のこと。本作品はロクロ成形の後、外面に青緑色の青磁釉を施す。森家に伝来した『〔釉薬調合帳〕』によれば青磁釉の調合が6種類も記されており、様々な色調の青磁釉を使用していたことが分る。体部には陰刻による七宝文を配し、金彩を施す。底部には楕円枠「萬古」印と二重円枠「日本有節」印を捺す。