ASAHI TOWN MUSEUM OF HISTORY 朝日町歴史博物館

DEGITAL MUSEUM collection of asahi town museum of history

詳細データ

「さとの名の」詠草

カテゴリー
書跡 
郷土の偉人・文化
橘守部 
作 者 橘冬照
法 量(cm) 縦17.1㎝、横47.7㎝
数 量 1幅
種 別 書跡
形 状 軸装

解 説

詞書の大意は「菊の下露を汲んで延命したというのは昔話であるが、園の菊を貰って病気の妻の枕元に置いたところ、次第に回復した。そこで妻に代わって返礼の歌を主に差し上げる」とあり、歌意は「万年の齢を保つという亀にあやかれと、園に咲いた菊を頂いたが、不老長寿の薬とでもいえそうな効果を表したことよ」とある。平戸藩の江戸藩邸にある蓬莱園には平戸城の旧名・亀岡城の名に由来する「亀岡」の亀を模して造らせた「亀石」が置かれていた。