詳細データ
- カテゴリー
- 書跡
- 郷土の偉人・文化
- 橘守部
作 者 | 橘冬照 |
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法 量(cm) | 縦29.9㎝、横64.2㎝ |
数 量 | 1幅 |
種 別 | 書跡 |
形 状 | 軸装 |
解 説
江戸から平戸へ船路を行く「君」への送別の長歌。長歌は五音と七音を繰り返し、最後七音で締めくくる。平安時代以降、長歌は詠まれなくなるが、江戸時代の国学者は万葉研究を重視していたこともあり詠むことがある。冒頭の「栲衾」は「新羅」の枕詞で、本歌中には「切風これも」と「切浪これ■」といった対句表現が散りばめられている。また「天の日槍か、いにしえの、日知の御代に」と新羅の国からの渡来神「アメノヒボコ」のように神を登場させ、称えることもよく見られる。橘家旧蔵資料。