ASAHI TOWN MUSEUM OF HISTORY 朝日町歴史博物館

DEGITAL MUSEUM collection of asahi town museum of history

詳細データ

「堪忍てふ事を」詠草

カテゴリー
書跡 
郷土の偉人・文化
橘守部 
作 者 橘東世子
法 量(cm) 縦31.1㎝、横46.0㎝
数 量 1幅
種 別 書跡
形 状 軸装

解 説

歌意は「急流の川の底に沈んだ碇のように、怒りを自分の思いを胸に秘め、じっと耐える以外に方法はない」とある。「いかり」は「碇」と「怒り」の掛詞となっており、堪忍するということはどういう事かを示した教訓的な歌である。東世子は明治13年(1880)に『女庭訓長歌』といった女子修養書を椎本吟社から刊行している。橘家旧蔵資料。