詳細データ
- カテゴリー
- 書跡
- 郷土の偉人・文化
- 橘守部
作 者 | 橘東世子 |
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法 量(cm) | 縦37.2㎝、横54.3㎝ |
数 量 | 1幅 |
種 別 | 書跡 |
形 状 | 軸装 |
解 説
幸福・封禄・長寿を示す言葉「福禄寿」を力強い筆致で書くが、全体に硬さを感じさせない。「福」の字を「禄・寿」よりひと回り大きく書き上げていることから、人生で特に幸福(子ども)に恵まれたとの意図が込められたものであろうか。息子の道守は養子であるものの、椎本吟社を設立し、東世子とともに守部学統の普及に尽力した人物。作品左に七十姥東世子と署名し、朱文方印「幽顕?物」を捺す。右上に朱文長方印「己■■」、右下に「萬■青記」を捺す。東世子古稀の作品で、橘家旧蔵資料。