詳細データ
- カテゴリー
- 書跡
- 郷土の偉人・文化
- 橘守部
作 者 | 橘道守 |
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法 量(cm) | 縦148.7㎝、横38.2㎝ |
数 量 | 1幅 |
種 別 | 書跡 |
形 状 | 軸装 |
解 説
歌意は「人というのは誰しもせっかちなもの。そんな人の気持ちを知ってか、梅の花が早々と咲いたことよ」で、左下に道守の署名と朱文方印「道守之印」を捺す。橘家旧蔵資料。『橘道守歌集』には「何事もおそきはめてぬよの人のこゝろにかなふうめの初花」として掲載される。道守は堂上派歌人と交流をもち、椎本吟社を設立して投書歌人を集めて一勢力を持っていたと評されている。明治期の橘守部系統の歌人には僧辨玉、日下田足穂が挙げられる