詳細データ
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- 書跡
- 郷土の偉人・文化
- 橘守部
作 者 | 橘道守 |
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法 量(cm) | 縦135.9㎝、横33.6㎝ |
数 量 | 1幅 |
種 別 | 書跡 |
形 状 | 軸装 |
解 説
歌意は「秋の虫は暁方に聞くのも、夜中に聞くのもそれぞれ風情があるが、しみじみとした哀れさを感じるのは夕べに聞く虫の音だ」とあり、左下に道守の署名を記す。『枕草子』の第1段「秋は夕暮れ...日入り果てて、風の音、虫の音などはたいふべきにあらず」を念頭に置いたうえで、秋の虫に哀れみを見出して詠んだ歌か。『橘道守歌集』未掲載歌で、橘家旧蔵資料。