詳細データ
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- 書跡
- 郷土の偉人・文化
- 橘守部
作 者 | 橘道守 |
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法 量(cm) | 縦114.1㎝、横29.3㎝ |
数 量 | 1幅 |
種 別 | 書跡 |
形 状 | 軸装 |
解 説
歌意は「大君の治めるこの世は、ほんの少しも波立つことがない」である。大君は天皇を示すことから、明治維新後の治世を詠んだ歌と考えられる。明治初期の道守は『小学読本字引』の編さんや海軍兵学校で教鞭をとるなど教育分野で実績を残したが、椎本吟社の設立後は歌人として後進の指導とともに祖父守部の著作の出版を行っている。作品左下に「道守」の署名と朱印楕円枠「道守」印が捺される。『橘道守歌集』未掲載の歌で、橘家旧蔵資料。