詳細データ
- カテゴリー
- 書跡
- 郷土の偉人・文化
- 橘守部
作 者 | 賀茂真淵 |
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法 量(cm) | 縦30.9㎝、横25.4㎝ |
数 量 | 1幅 |
種 別 | 書跡 |
形 状 | 軸装 |
解 説
歌題は、秋の神の意味。「たつた」は、秋風が立つと、秋をつかさどる竜田姫の使いが出発するの二つの意味が掛けられている。秋風が立ち、竜田姫の使いが諸国に出発して以来、世の中は稔り豊かな穂波が、風にゆられるようになったことだ、と詠っている。賀茂真淵(1697~1769)は遠江国敷智郡伊場村(静岡県浜松市中区東伊場)に生れ、名は政躬。江戸中期の国学者である。本居宣長の師としても有名。古典の研究、とくに『万葉集』の研究に熱心で、著書は『万葉集考』『歌意考』など多数ある。