詳細データ
- カテゴリー
- 書跡
- 郷土の偉人・文化
- 橘守部
作 者 | 荒木田久守 |
---|---|
法 量(cm) | 縦31.4㎝、横28.8㎝ |
数 量 | 1幅 |
種 別 | 書跡 |
形 状 | 軸装 |
解 説
荒木田久守(1779~1853)は伊勢生れ、名は正任、号は五十槻園。、国学者荒木田久老の次男として生れる。父久老の学問を紹述し、父の死後は本居春庭に師事した。守部とは『稜威道別』の序文を記すなどの交流があり、『穿履集』には弘化2年(1845)久守を介して『稜威道別』を朝廷に献じたことが記されている。詞書中の「父の日本書紀歌の解」というのは、『日本紀歌解槻乃落葉』のことで、「万葉集の注さく」は『万葉考槻乃落葉』を指す。「雲の上」は、宮中のこと。久老の万葉集注釈が宮中に召されたことを喜び、その書物とともに奉った歌。