詳細データ
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- 典籍
- 郷土の偉人・文化
- 橘守部
作 者 | 橘守部 |
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法 量(cm) | 縦23.5㎝、横16.6㎝ |
数 量 | 7冊 |
種 別 | 典籍 |
形 状 | 版本 |
解 説
本書は、天保9年(1838)に刊行された守部の近親者と門人計143名の詠草を集めた歌集で、春・夏・秋・冬・恋・雑上下に分類し、編集されている。冬照が巻頭の「集のゆゑよし」に「他門の人ははゞかりてひとりもくはへず、此集にのれる限りの人は、高きもいやしきも、ことごとくわが翁のおしへ子なり」と記しているため、門人にとって守部の「をしへ子」としての意識の昂揚や詠草が掲載されることによる指導的側面を企図したものと考えられる。巻末の付表に作者の一覧が掲載されている。