解 説
脱穀した籾(もみ)などからゴミや屑を取り除くために使った農具である。古くは中国から伝わったといわれ、昭和30年代まで広く使用された。把手(とって)を回すと、内部の羽根板が回転し風が起きる。この風を利用して籾殻を吹き飛ばした。本資料にも把手が装着されていたものと思われる。
脱穀した籾(もみ)などからゴミや屑を取り除くために使った農具である。古くは中国から伝わったといわれ、昭和30年代まで広く使用された。把手(とって)を回すと、内部の羽根板が回転し風が起きる。この風を利用して籾殻を吹き飛ばした。本資料にも把手が装着されていたものと思われる。