詳細データ
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作 者 | 後藤政行 |
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年 代 | 天保11年(1840) |
法 量(cm) | 縦:14.4、横:40.3 |
数 量 | 1冊 |
種 別 | 古文書 |
形 状 | 横帳 |
解 説
『豊秋雑筆』(角屋吉兵衛著)に、天保12年の記録「縄生村三助狐之事」がある。内容は、「今年10月8日、(縄生村が三助狐を祀るために)縄生城山の松の大木の元に祠を建てるようお上に願い出たが許可されず、代わりに天神宮(現在の苗代神社)の境内に祀ることになった。これは村長の内田清左衛門に何度も夢でお告げがあり、また、京都吉田殿家中の大隅雅楽からも、「この狐は諸国を旅した末、今は九州日向(宮崎県)に住んでいるが、近々故郷の縄生に帰るので準備してほしいそうだ」との申し出があったためだ。そして、ついに11月8日、宮うつしの儀式が行われた」とある。本資料は、この時の状況を記した文書である。