ASAHI TOWN MUSEUM OF HISTORY 朝日町歴史博物館

DEGITAL MUSEUM collection of asahi town museum of history

詳細データ

『山彦冊子』

カテゴリー
典籍 
郷土の偉人・文化
橘守部 
作 者 橘守部
年 代 天保2年(1831)
法 量(cm) 縦:25.8、横:18.2
数 量 3冊
種 別 典籍
形 状 版本

解 説

文政12年(1829)、守部は江戸深川に移り波瀲舎と号す。ここで執筆をはじめたのが『山彦冊子』で、『記紀』『万葉集』などの註釈・講義から、語釈上まだ定説を得ない語句・文章を選び、門人の問いに答えるという形で書かれている。本書は広く読書人の話題となり、学界に少なからざる波紋を投じ、守部はこの著作により国学者としての地位を確固たるものとした。