解 説
七福神の一人である大黒天を描いた作品。右上に朱文方印「賜號全眞」、右下に「大正十三甲子年第一甲子吉辰」「眞秀筆」の署名と朱文方印「真秀之印」を捺す。甲子は干支の最初の組み合わせであることからめでたいとされ、甲子の年には大黒天を祀る風習があったが、この作品が描かれた大正13年2月15日は甲子の年で最初の甲子の日であることから極めてめでたい日とされた。
七福神の一人である大黒天を描いた作品。右上に朱文方印「賜號全眞」、右下に「大正十三甲子年第一甲子吉辰」「眞秀筆」の署名と朱文方印「真秀之印」を捺す。甲子は干支の最初の組み合わせであることからめでたいとされ、甲子の年には大黒天を祀る風習があったが、この作品が描かれた大正13年2月15日は甲子の年で最初の甲子の日であることから極めてめでたい日とされた。