解 説
歌川広重の「狂歌入東海道」と呼ばれる浮世絵の内、「桑名 富田立場之図」。東海道沿いに店先を構える焼はまぐり屋や旅人、駕籠をかつぐ人夫などを描いている。焼はまぐりの匂いに顔を向ける旅人、立ち止まる旅人の様子がみられる。棟の門鬼丸による狂歌「乗り合の ちいか雀の はなしには やき蛤も 舌をかくせり」が添えられている。
歌川広重の「狂歌入東海道」と呼ばれる浮世絵の内、「桑名 富田立場之図」。東海道沿いに店先を構える焼はまぐり屋や旅人、駕籠をかつぐ人夫などを描いている。焼はまぐりの匂いに顔を向ける旅人、立ち止まる旅人の様子がみられる。棟の門鬼丸による狂歌「乗り合の ちいか雀の はなしには やき蛤も 舌をかくせり」が添えられている。