詳細データ
- カテゴリー
- 書跡
- 郷土の偉人・文化
- 俳人 中村古松
作 者 | 中村古松 |
---|---|
法 量(cm) | 縦:36.3、横:6.0 |
数 量 | 1葉 |
種 別 | 書跡 |
形 状 | 短冊 |
解 説
古松(1901?1979、朝日村縄生生れ、本名喜三郎)は、16・7才の頃に俳句を始める。当時の朝日村には俳句団体があり、古松も当初はその団体に所属していたようである。その後、大正8年(1919)に宮城県気仙沼市の川口仙秋に入門し、仙秋が主宰をしていた『松の華』同人となり立机を受ける。また、岐阜の高橋其光の俳句結社「風交吟社」の同人にもなる。古松は町屋川(員弁川)とその風景をこよなく愛し、郷土に根ざした俳句人生を送る。その間、俳誌『松の栞』(通巻第676号)を刊行し続け、『昭和百大家選輯』や撰輯『町屋』などの句集も発行する。本短冊は町屋川を詠んだ句である。